6 遵守事項

 飼育猫の場合

 【飼育管理について】

(1)猫の飼育場所は原則として,室内で飼育するように努めること。
●出入り自由の猫でも,夜は家の中に入れましょう。

(2)飼育する猫の数は居住環境を踏まえ・その環境に合った猫の数を見極めて・飼育可能な最小限にすること。
●飼い主一世帯で,おおよそ3匹までを目安とすることが望ましい。

(3)飼い主占有の場所以外で,猫にエサや水を与えないこと。

(4)猫の必要な栄養を考えてエサを与えること。

(5)飼い主占有の場所に猫用トイレを設置し,そこで排便をするように子猫の時からしつけを行い,常に排泄物を清掃することによって清潔を保つこと。
●排泄物は健康管理上の目安となるので・良く観察して片づけましょう。
●飼い猫用トイレは容器とその中に敷く物との組み合わせ方がいろいろあるので猫の癖をよく見極めて(最初は何種類か試みて)・猫の成長に合わせた大きさのものを用意しましょう。
●猫が嫌がる程には清潔にしすぎないようにしましょう。
●汚物又は汚水を適切に処理し,悪臭又は昆虫等の発生を防止しましょう。

(6)抜け毛の処理やケージの清掃等を行う場合は室内で行い,必ず窓を閉めるなどして,毛や挨等の飛散を防止し,必ずゴミとして捨てること。

(7)耳や口など体のどこを触られても平気なように,日頃から人間との付き合いを経験させておくこと。
※診療を受ける時も生活の中でも扱いやすくなります。

(8)猫の成長に合わせて強度のあるツメとぎ板を用意し,しつけること。

 【健康管理について】

(1)繁殖を望まない場合は,不妊去勢手術のメリットを充分に理解した上で繁殖制限の措置を行うこと。
●生後6〜7か月で発情がくるのでその前に,若しくは乳歯から永久歯に生え変わる時を目処に手術しましょう。

※手術後は,尿の臭いがうすくなる,大きな声で鳴きわめかない,遠出をしなくなる,他の猫とケンカをすること等が減ります。

(2)猫の病気及び負傷の予防等,健康及び安全を保持することに努め,異常があった時にはできるだけ早く獣医師に相談すること。
●各種寄生虫や伝染病の予防薬の投与,ワクチン等の接種を受けさせましょう。

(3)ノミが付いていたり汚れていたりする時には,猫を洗うとか毛をすくなどして清潔を保つこと。

 【その他】

(1)首輪を付けて飼い主がいることを明確にし,身元がわかるようにしておくこと。

(2)猫による汚損,破損,傷害等苦情が発生した場合は,その責任を負うとともに,誠意を持って解決を図ること。

(3)ご近所との円満な付き合いができるよう努力すること。
※近所の人の猫に対する反応が変わります。

(4)猫の飼育が認められている集合住宅では「飼育者の会」を作り,よりよい飼育の仕方の周知,苦情処理といった窓口としての役割を果たすことが望ましい。

(5)引っ越しの際は,真剣に引っ越し先と交渉したり獣医師や保健所・動物愛護団体等に相談するなどして飼い続ける努力をすること。
●努力の結果,総統飼育が不可能となった場合は,安楽死処置もやむを得ません。
※猫は新しい場所でも3週間くらいで馴染めます。

(6)猫が死亡した場合は,適切な取り扱いを行うこと。