(1)猫の飼育場所は原則として,室内で飼育するように努めること。
●出入り自由の猫でも,夜は家の中に入れましょう。
(2)飼育する猫の数は居住環境を踏まえ・その環境に合った猫の数を見極めて・飼育可能な最小限にすること。
●飼い主一世帯で,おおよそ3匹までを目安とすることが望ましい。
(3)飼い主占有の場所以外で,猫にエサや水を与えないこと。
(4)猫の必要な栄養を考えてエサを与えること。
(5)飼い主占有の場所に猫用トイレを設置し,そこで排便をするように子猫の時からしつけを行い,常に排泄物を清掃することによって清潔を保つこと。
●排泄物は健康管理上の目安となるので・良く観察して片づけましょう。
●飼い猫用トイレは容器とその中に敷く物との組み合わせ方がいろいろあるので猫の癖をよく見極めて(最初は何種類か試みて)・猫の成長に合わせた大きさのものを用意しましょう。
●猫が嫌がる程には清潔にしすぎないようにしましょう。
●汚物又は汚水を適切に処理し,悪臭又は昆虫等の発生を防止しましょう。
(6)抜け毛の処理やケージの清掃等を行う場合は室内で行い,必ず窓を閉めるなどして,毛や挨等の飛散を防止し,必ずゴミとして捨てること。
(7)耳や口など体のどこを触られても平気なように,日頃から人間との付き合いを経験させておくこと。
※診療を受ける時も生活の中でも扱いやすくなります。
(8)猫の成長に合わせて強度のあるツメとぎ板を用意し,しつけること。